11/29(金) 10:30-12:10 主催者企画 A-01

ロボット産業のこれから~認証・規格の観点から~

モノづくり日本会議

Outline

開催概要
開催時刻 2024年11月29日(金) 10:30~12:10
タイトル ロボット産業のこれから~認証・規格の観点から~
出演会社 モノづくり日本会議
会場 セミナー会場A(東1ホール) (定員100名)

Speaker

スピーカー

テュフ ラインランド ジャパン
太陽光発電・産業機器部 プロジェクトエンジニア
深見正教

テュフ ラインランド ジャパン
サイバーセキュリティサービス 室長 (APA地域統括)
貝田 章太郎

【講演①】
講師:テュフ ラインランド ジャパン 太陽光発電・産業機器部 プロジェクトエンジニア 深見正教氏

「これからはロボットの時代だ」「将来的にはその仕事はロボットに任せればいい」「我々の仕事はロボットに取って代わられる」等と「ロボット産業のこれから」は「我々の生活のこれから」であるかのように近年世間ではささやかれています。
人手がロボットに置き換わる際には、従来人間とは隔離されて動いていたロボットが隔離を解かれ、人間のスペースに入って、人間と関連して動く事になり、人間とロボットの同一空間における共存という新しい時代に入る事になります。
 安全規格の観点から国内の産業/商用機器を見ると、ほとんどのJIS規格は国際規格の日本語訳版でありながら、例えばロボットの安全規格認証は、日本では事実上不要となっている為、国内にしか目を向けていないメーカー/インテグレーターの方々にとっては、安全規格認証や規格に対する知識/造詣は残念ながら浅いというのが現実です。「国内でのJIS規格適合の必要性」「第三者安全規格認証/評価はなぜ必要なのか?」から始め、本講義では、以下等を取り挙げます。
・人間とロボットの共存 :
・新技術と認証の課題 :
・未来のトレンドと予測

【講演②】
講師:テュフ ラインランド ジャパン サイバーセキュリティサービス 室長(APA地域統括) 貝田 章太郎氏

ロボットの機能が高度になるに従い、ロボットに対するサイバーセキュリティ対策も欠かせなくなってきた。ロボットコントローラーはPCベースの技術が用いられており、悪意のある攻撃を受ける可能性が高いにも関わらず、今まではサイバーセキュリティに対しての対策があまり進んでいなかった。
 今後ISO10218が改正されるに従い、サイバーセキュリティ対策が要求される可能性が高い。セミナーではISO10218で追加される具体的なサイバーセキュリティ要求事項について、現時点で想定されいる内容を、規格ドラフトをベースに解説する。
 また、ロボットコントローラー、およびシステムのセキュリティ対策をどのように進めていくべきか、具体的な方法論についても解説する。ロボットコントローラーやシステムに対するサイバーセキュリティテストの実施方法についても説明する。