
CHERSIロボットフォーラム2025 「学生のためのロボティクス最前線」
未来ロボティクスエンジニア育成協議会(CHERSI)
SPEAKER
スピーカーOUTLINE
開催概要開催時刻 | 2025年12月06日(土) 10:30~13:10 |
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タイトル | CHERSIロボットフォーラム2025 「学生のためのロボティクス最前線」 |
社名・団体名 | 未来ロボティクスエンジニア育成協議会(CHERSI) |
会場 | セミナー会場C(東8ホール) |
展示会名 | 国際ロボット展 |
私たちが暮らす社会や産業の現場は、いま大きな転換期を迎えています。少子高齢化や人手不足といった課題、さらには持続可能な社会づくりという目標に向けて、ロボットは欠かせない存在となりつつあります。
本講演会は、日本を代表するロボットメーカーやシステムインテグレーターが、ロボットの業界動向や最新技術、現場での取り組みなどについて紹介します。
① 10:30~10:50 『日本のものづくりを支えるロボット』
【登壇者】ファナック株式会社 ロボット研究開発統括本部 ロボット機構研究開発本部 技師長 森岡 昌宏
【講演内容】
人手不足に直面する製造現場では、少ない人手でも生産性を向上できる自動化が求められ、ロボットの需要が急増しています。
本セミナーでは、従来の産業用ロボットに加え、人と一緒に作業する協働ロボットの重要性や実用例を紹介し、社会課題の解決について考察します。
② 10:53~11:13 『人と働くロボットの進化と未来~不二越の開発動向と取組み~』
【登壇者】株式会社不二越 ロボット開発部 制御装置開発 チーフ 渡邊 直貴
【講演内容】
近年、人と共に働けるロボットの需要が急速に高まっています。
この講演では、人と共に働けるロボットとは何かを説明しながら、現在までの進化の流れを紹介します。さらに、不二越が開発した協働機能搭載型ロボットの安全技術や、開発に込めた思いについてお話しします。
ロボットに興味がある学生の皆様に、人と共に働くロボットの魅力と可能性を学んでいただける内容です。
③ 11:16~11:36 『3Dシミュレーションを用いたゼロからのロボットシステム導入事例』
【登壇者】三明機工株式会社 常務取締役技術本部長 松永 邦広
【講演内容】
少子高齢化が加速する昨今、生産現場における人手不足は中小企業にとって死活問題になっており、自動化システムの導入が急務となっております。しかしながら中小企業においては自動化システムの導入経験のない企業が多く、自動化のイメージがつかない状態で導入検討が進まない現状です。自動化システムの導入経験のない中小企業に対して3Dシミュレーションを駆使したわかりやすい設備導入の事例を紹介致します。
④ 11:39~11:59 『ロボットの休日-もしもロボットが休んだら』
【登壇者】三菱電機株式会社 名古屋製作所 ロボット製造部 ロボットテクニカルセンター センター長 小山 篤史
【講演内容】
製造現場におけるロボットの役割は非常に重要です。もしもロボットが休んだら、工場の生産性や品質にどのような影響が出るのでしょうか?今や、ロボットは私たちの生活やビジネスに欠かせない存在です。ロボットの機能やその重要性、また停止した場合の生産性や品質への影響、さらに稼働を維持するための技術的手法について説明します。
⑤ 12:02~12:22 『川崎重工が取り組む新たな領域~ソーシャルロボット~』
【登壇者】川崎重工業株式会社 ロボットディビジョン グローバル事業推進部 マーケティングコミュニケーション担当部長 牧田 幹彦
【講演内容】
川崎重工は産業用ロボットメーカーとして半世紀以上にわたり産業用ロボットを通じて世界のものづくりを支えていますが、今の社会が直面する課題に対するソリューションとして、培ってきたロボット技術をベースに産業の枠を超えた新領域に挑んでいます。
川崎重工が手掛けるヒューマノイド、自律走行型ロボットなどのソーシャルロボットと、将来に向けた取り組みを紹介します。
⑥ 12:25~12:45 『自律したロボットによる自動化領域の更なる拡大』
【登壇者】株式会社安川電機 ロボット事業部 ロボット技術部 マニピュレータ・アプリケーション技術部 塗装技術開発課 田島 翔
【講演内容】
産業用ロボットは進化を続け、その活用領域は拡大してきましたが、自動化できていない作業領域はまだ多く残っています。 その状況下で労働力不足の課題は厳しくなる一方です。この様な社会課題の解決に向けたロボット自律化の取り組みについて紹介します。
⑦ 12:48~13:08 『AI×ロボティクス 未来の扉を開くテクノロジー』
【登壇者】株式会社デンソーウェーブ FAプロダクト事業部 事業戦略企画部 商品戦略室 室長 榎本 聡文
【講演内容】
近年工場内生産ラインのみならず農業など他事業においてもロボットとAIのテクノロジーを相互活用した取り組みが増えてきています。デンソー/デンソーウェーブでの開発取り組み事例を交え業界の技術動向を紹介いたします。